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想像するちから
気温が上がり過ごしやすくなった一方で、花粉の季節もやってきましたね。
最近「花粉で鼻水が!」などの患者さんの声も増えましたし、うちの院長も今日から一気に感じだしたようです
私は花粉症軽めなので、朝晩の鼻づまりと目のかゆみ、後はたまにくしゃみぐらいで、まだマシかな~という感じです。
整体院の院内は、空気清浄機2台がフル稼働しているので、割と過ごしやすいです
最近、図書館で面白い本を借りました。
チンパンジーなどの研究をされている松沢哲郎さんの「想像するちから」という本です。
この本を見つけたとき、「久しぶり!」という感覚でした。
なぜなら10年ほど前、実家でとっている新聞に松沢さんがエッセイを連載されており、それを読んだり、またそのエッセイが面白かったので、松沢さんが30分講義をするNHKの番組(人間講座、とかそんなタイトルだったような)を当時見たりしていたからです
「想像するちから」によると、幼いチンパンジーを親から引き離さず、信頼関係を築いている親チンパンジーの協力を借りてこどものチンパンジーにテストなどを行っているそうです。
人間のこどもでテストする場合も、普段は親元で育っている子に、一時的に協力してもらう訳で、チンパンジーの子を親から引き離すのはフェアではない、というようなことをおっしゃっていて、松沢さんの良いお人柄は、そういえばテレビを通しても感じていたなぁと思い出しました
ニホンザルの親子は見つめ合うことはないけれど、チンパンジーの親子は人間と同じように見つめ合うという話を読むと、チンパンジーの人間との近さを感じました、
また人間は先を「想像」して気持ちが沈んだりするけれど、チンパンジーは「今」を生きているので絶望はしないという違い。身体がマヒして不自由になったチンパンジーが、めげる様子を全く見せないというエピソードが印象的でした。
ふくふく嫁
カテゴリ:
2012年3月11日 15:19
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